弊社では、データの保管にNAS(Network Attached Storage)を使用しています。
ローカル環境(各自のパソコン)にデータを置かず、NASでデータを一元管理することで、データの共有化に貢献してくれます。
バックアップの取得も、NASに対して実施すればいいので非常に効率的に運用できます。
※ローカル環境のバックアップは、別のNASに行っています。
さて。
このNASですが、機種によってはCloud環境で使用することが可能です。
例えば、データのやり取りを行いたい場合、任意のフォルダを作成して、NASとフォルダへのアクセス権を付与してあげれば、第三者がアクセスすることが可能になります。
NASとインターネットを介して、データの閲覧ややり取りなどが簡単に行えるんです。
一定以上のセキュリティも確保されていますので、データが漏れる可能性も少なく、比較的安全なやり取りが行えます。
※製品やメーカー、設定や運用によっても変わりますので、一概には言えない部分もありますが。
Cloudを使用したデータ保管ややり取りなどには様々なサービスが存在し、無償で使用できることも多いかと思います。
ただし、セキュリティが甘かったり、データが消えてしまったり、突然サービスの提供が終わったりと、デメリットが多い部分もあるんです。
データの価値、やり取りを行う理由、運用方法。
様々なことを加味したうえで、自前で環境を構築するか、外部サービスに任せるかなどを選択する必要があります。
現在「とある計画」を考えており、休眠中のNASで、弊社環境内にCloudを立ち上げる計画をしています。
既に構築は終わっているのですが、内容となるデータの整理に時間が掛かっているので、なかなか試験運用にたどり着きません…