Windows10のバージョン、ビット数の違い

さて、本日はWindows10の基本である「Home」と「Pro」の違い、「32ビット版(x86)」と「64ビット版(x64)」の違いについてです。

Windows10にはいくつかのバージョンが存在しますが、皆さんが使用されるバージョンには「Home」と「Pro」が存在します。
先に結論を書きますと、通常使用であれば「Home」で何の問題もありません。

「Home」で使用できる主な機能(一部抜粋)
○Microsoft Edge
→Windows10より標準搭載されるようになったInternet Explorerに代わるMicrosoftの新ブラウザ
○Windows Hello
→顔認証、指紋認証で端末を保護できるシステム
○Continium
→タブレットパソコン(タブレットとしてもパソコンとしても使用できる端末)用の機能であり、キーボードを取り外すとタッチパネル用に最適化したUIに切り替わります
○Cortana
→音声案内システム(iPhoneのSiriのようなもの)で、音声指示ではなく、文字入力による指示も可能です

「Pro」のみ使用できる主な機能(一部抜粋)
○Windows Update for Business
→自動でアップデートされるのではなく、任意のタイミングに変更ができます
○Windows Remote Desktop
→WindowsやMacなど、他の端末からリモートで接続し、使用することが可能になります
○Bit Locker
→ハードディスクやリムーバブル・メディア(USBメモリなど)の内容を暗号化してセキュリティを確保する機能です
○Hyper-Vマネージャー
→Windows10上で仮想環境を構築できる機能です
Business Store for Windows10
○ビジネス系のWindowsをインストールできるプラットフォームです

基本的に大部分は「Home」で事足り、ビジネス向けの機能を追加したものが「Pro」と認識してもらっていいと思います。
「Pro」でしか出来ないこともありますが、その機能が必要か?と言われると、日常生活では不要だと思います。
ただ、業務使用を目的とされる場合であれば「Pro」をお勧めします。

また、「Home」にも「Pro」にも、32ビット版(x86)と64ビット版(x64)があります。
これまた先に結論を書きますと、通常使用であれば「32ビット版(x86)」で何の問題もありません。

「最大物理メモリ」が32ビット版(x86)の場合は4GB、64ビット版(x64)の場合は128GB(Proは2TB)の差ぐらいです。
メモリを多用するのであれば64ビット版(x64)がいいのでしょうが、通常使用であれば32ビット版(x86)でも問題ありません。

本日は「Home」と「Pro」の違い、「32ビット版(x86)」と「64ビット版(x64)」の違いを簡単に説明しました。
明日は、Windows10は今までのOSと「何がどう違うのか」をお話します。

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