手動更新

Windows 10 Anniversary Update の配信がスタートして10日が過ぎました。
個人的には、ベータ版とはいえ「Bash」が使用可能になったことが非常に大きいのですが、様々な変化に戸惑われる方もおられることでしょう。

さて、今回のアップデート。
「自動更新をオン(何も設定をしていなければ、この状態になっています)」にしていれば、Windows Update 経由で配信されるのですが、一部、正常に適応されない事象が発生しているようです。

・設定→システム→バージョン情報 に記載されているバージョンが「1607」である。
・電源ボタンや設定ボタンの配置が換わった。
・画面右下(時計の右側)に「通知センター」の表示がある。

Windows 10 Anniversary Update が正常に適応されていれば、上記のような状態になっていると思います。
Windows Update 経由で配信されて適応したにも関わらず、こういった変化が見られない場合、正常に適応されていない可能性があります。

<<https://support.microsoft.com/ja-jp/help/12387/windows-10-update-history?ocid=update_setting_client>>

上記リンク内にある「Anniversary Update を入手する」ボタンをクリックすると
「Windows10Upgrade*****.exe」(*は数字が入っています)
というプログラムが入手できますので、それを実行することで、手動での更新が可能となります。

・USBメモリなどの全ての周辺機器(USBで接続されているもの)は取り外しておく。
・常駐ソフトは極力停止しておく。
・ログイン方法はデフォルトに戻しておく。(自動ログイン設定は解除しておく)
・データのバックアップを取っておく。

アップデートとはいえ「新しいOSに置き換わるようなもの」と思っていただいたほうがいいと思います。
一部の環境変数や設定などもリセットされてしまう部分がありますし、常駐ソフトが動いていたり周辺機器が接続されていると、アップデートが失敗する場合もあります。

今後、microsoft社が考えを変えない限り、Windows 10 はこのような形で機能強化を進めていきます。
いつまでWindows 10 を使い続けることができるのか、楽しみな部分でもあります。

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