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カスタマーサポートエンジニアの古賀です。
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ポート

インターネットを使う上で、切っても切れないもの。
それは「ポート」です。

インターネット(Webサーバー・HTTP) = ポート80番
メール受信(POP3) = ポート110番
と、いったように、インターネットで通信を行うには、その通信で定められたポートが存在します。

インターネットで通信を行えるのは、あらかじめポートが定められており、そのポート番号でアクセスするため、迷わずに通信ができます。
※IPアドレスやDNSなども重要ですが、この説明は、また後日。

ちなみに、ポートは65536個あり
0～1023 = 世界標準で使用方法が定められているポート(ウェルノウンポート)
1024～49151 = アプリケーションによって割り当てられた登録ポート
49152～65535 = 自由に使えるダイナミックポート(プライベートポート)
というように定められています。

この通信ポートを司るのが「ルーター（スイッチ）」と「ファイアウォール」です。

基本的にポートを解放する際は「最低限必要となるポート」のみを開くことが重要です。
不要なポートを解放していると、そのポートからハッキングされたり、攻撃を受けてしまうことがあります。

また、ルーターには「UPnP」という機能があります。
※UPnP = Universal Plug and Play
これは、機器を接続しただけでコンピュータネットワークに参加することを可能にするプロトコル(規格)のことです。
通常、必要な通信ポートを調査して、そのポートを開放するという手順が必要なのですが、UPnPを使用すれば、その手間がなくなり、非常に簡単にネットワークに接続できます。
家庭用ゲーム機や、ネットワーク対応のHDDレコーダーなど、家庭で使用する機器に多く採用されています。

このUPnP、とっても便利なのですが、とっても危険なのです。
インターネット(WAN)側にUPnPを使うポートが公開された場合、そのポートからハッキングされたり、攻撃を受けてしまうことがあります。
またルーターの不具合によって、UPnPを使うポートが公開されてしまう場合もあります。

ネットワークはなかなか難しいもので、一つ設定を間違えればインターネットの接続が途切れたり、危険極まりない設定になることがあります。
AtoYでは、ネットワークの調査、設定の見直し、構築なども行っております。
まずは、お問い合わせいただけますと幸いです。